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2021年4月17日土曜日

関西トラックフェスタ第1戦 向日町競輪 平尾

はじめまして。 本年度から大阪経済大学に入学し自転車部レース班に入部させていただきました経済学部1年平尾です。よろしくお願いします。

 早速ですが、4月11日に向日町競輪場で行われました関西トラックフェスタに参加してまいりましたのでご報告させていただきます。 天気は快晴、絶好のバンク日和でした。自分はT2の200mFTT、1kmTT、ケイリンに出場しました。自分自身高校で競技はしていたというものの、トラックレースは約1年半ぶりでした。朝1番の試走が久しぶりのバンク走行だったのですが、体が走り方を覚えていたと言いますか案外すんなりと走れました。久しぶりのバンク走行の興奮冷めやらぬ中試走を終えFTTに向けウォームアップ、久しぶりにレースの緊張感と高揚感を感じながらローラーに乗っていました。自分は高校の時の1kmのタイムがB基準を切っていたので、あとは200mFTTのタイムが基準を切ればインカレトラックの出場権を得ることができるという状況でした。なのでいつものFTTとは違った心情でした、計測開始のテープを踏み外すぐらいに…走り終わって石井監督からそのことを言われたときは一瞬自分の記録が出ないのじゃないかとハラハラしましたがしっかりタイムは出ていました(笑)記録は11秒990 B基準をギリギリ切ることができました! 久しぶりで走り方も覚束なかったのですが、しっかりタイム出せてよかったです!その後は実感がなくふわふわしていました(笑)
 
 その後、石井監督にクリート位置やポジションを修正していただき1kmTTに出走しました。結果から言うと記録は1分15秒88で高校のときのベストタイムから2秒落ち、流石に練習不足を実感しました。スタートからの加速やライン取り、走行中のポジションなどこれから修正するべき点は浮き彫りになったのでこれからしっかり直していきたいと思います。その後のケイリンは先行したものの捲られてしまい5着で予選敗退でした。
 
 何はともあれインカレトラックの出場権を獲得する事ができたので夏までしっかりと計画を立てて練習していきたいと思います!ここまで読んでいただきありがとうございました。

2021年4月5日月曜日

九州チャレンジサイクルロードレース 宮﨑


こんにちは、3回生になりましたレース班宮﨑です。今回も長いですがお付き合い頂ければ幸いです。

4月4日に大分県日田市のオートポリスサーキットで行われました、九州チャレンジサイクルロードレースに参加してきました。
どうしても今年の全日本資格が欲しく、
西チャレをミスでパーにしてしまったので、全日本の為ならと思い、時間もお金もかなり掛かりましたが単独で遠征する事にしました。

レースは4.6kmのサーキットを15周の約70km、U23はエリートと混走の為、JCL、JPT勢からスパークル大分やシエルブルー鹿屋、VC福岡などが御一行で、弱虫ペダルサイクリングチーム、チーム右京相模原などが単騎で参戦していました。

午前から降り続いていた雨はレース開始時には多少ましにはなっていましたが、霧はどんどん酷くなってきていました。
防寒対策としてイナーメオイルのベリーホットを上からワセリンで蓋。腕や上半身にも塗ります。他の選手のブログなどを見てると寒くてどうしようも無かったという人が多数居ましたが、自分はレース中でも暖かいぐらいで効果は絶大でした。

ホイールはリアをマビックのコスミックカーボンSL UST(40ミリハイト)でフロントをTNIの60ミリハイトの手組みホイール。TNIはトラック用の部の備品ですが個人的にとても好きで高速レースはこれ一択、高いリム高の割には軽いので短い登りならこなせます。ただ横風が吹く時は絶対絶対使ってはいけません。死にます。

最近、界隈で話題の空気圧ですが
フロント チューブラー 22c(!)6bar
リア   チューブレスレディ 25c 5.2bar
にセットしました。体重は約59kgです。
フロントのタイヤ幅いつの時代やねんって感じで完全にトレンドに逆行してますがそれはさておき、
ウェットな路面でしたがこの設定でグリップ不足はまったく感じませんでした。コーナーでの減速量はかなり大きかったような気がします。

若干マニアックな前置きが長くなりましたが、ここからレースレポートです。

スタートして逃げが出来るまではこれといって大した出来事はありませんでした。ただ濃い霧のせいで視界はとても悪く、集団先頭は見えませんしそもそも次のコーナーが右か左かも分からないという状況です。
登りでアタックが繰り返されていましたが集団中程をキープ。中盤に差し掛かった6週目に前で割と大きな中切れが見えたので急いで前に上がると切れたところにいるのは、スパークルの沢田選手や右京の小山選手といったプロ選手達で「あれ?なんでこんなとこにこの人達おるんや?」と戸惑いました。しかも彼らは苦しそう。しかし前にはかなりの数の選手がいそう。「もしかして前に居るの逃げ?」それが判断できないほど霧で何も見えないのです。
いくべきか悩みました。もし行って自爆したら元も子もありませんし、そもそもいままで逃げたなんかありません。しかし、脚にはまだ余裕があるし、集団の選手達は皆苦しそう。これは行こうと腹を括って、落ち着いて踏んでいきホームストレートで集団にジョイン。人数が20人近く居たのでまだ逃げとは確信できず第二集団ぐらいかなとも思いましたが、モトがずっと付いているのでどうやらこれは逃げだなと確信。

人数は18人(多分)。メンバーは鹿屋体大が2人にスパークルも2人、シエルブルーが2人にVC福岡も2人と大人数勢がバランス良くいる事や、MTB XCOで通算12回も全日本選手権を制している山本幸平選手や弱虫ペダルの香山選手などの単騎有力勢も殆ど居る事で、この逃げは最後まで行くだろうと確信しました。と同時にこのメンツで最後まで残れるだろうかという不安に駆られていました。    

逃げの中でも登りやホームストレートの度にペースが上げられ、アタックが繰り返されますが殆どバラける事は無く周回数を消化。(途中で雨が目に入り、痛くて開けられなくなった時は焦りましたが…)自分も苦しかったですがペースアップには対応できたので、ラストが2周になった頃には全日本資格獲得を確信し、走りながら少しニヤついてしまいました。

最終周回に入る時には資格を取れた事に安堵し、もうこの集団ゴールでいいやという気持ちにもなっていました。しかし本当にそれで良いのか、逃げに居るのに勝ちを狙わんなんて甘い事言ってんじゃねえ!と思い直したのは良いものの普通にキツい。心折れそう。
恐らく皆、集団がバラけない事に焦って、まだ半周以上残っているのにアタックを乱発していました。自分は集団最後尾から対応するだけでしたが、これが思ったより温存出来ていたようで、最後の登りで何人か抜けている選手がいたのでそこを目掛けて後ろから思いっきり踏むと集団の半分くらい(多分)はパスしてゴール。

結果はU23で4位でした。

無事に全日本資格を獲得。
おまけとして賞状も貰えました。

しかしあと1人で表彰台の所を踏ん張れなかったのが自分の甘さだと思います。狙える場所にいながら勝利を諦めるような事を考えてしまったのですから。
単純に爆発力不足でもありますが、、

ともあれ全日本には出れるので精一杯頑張ろうと思います。
学連のインカレや個ロードも完走したいのはもちろんですが、1人で走るのは寂しいので早く誰か昇格して来て下さい笑

最後に、帰省中でサポートに来てくれた関学の三角くんが居てくれた事は精神的にかなり助けになりました。ありがとう!