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2016年3月19日土曜日

引退試合

お久しぶりです。
先日無事卒業しました4回生の吉田です。
1週間ほど前の13日日曜日に広島県の中央森林公園で行われた西日本チャレンジサイクルロードレースに出場してきました。コースは12.3kmを3周回の36.9kmで下り基調でテクニカルなアップダウンのコースを最後の方で10%ぐらいの三段坂で下ってきた分一気に登るというお馴染みのコースです。
この試合は自分にとっては引退試合でした。今シーズンは就活が終わってから体を戻すのに時間がかかったり、狙っていた試合で落車してニュートラルが適用できない試合で復帰できなかったりと結果がうまく残せないシーズンだったので最後にこの西チャレで15位以内でゴールして全日本の出場権をなんとしても獲得したいという強い気持ちがありました。
しかし、結果は30位でした。1周目のまだ下り基調のところでチェーンが外れ、仕方なくバイクを降りてチェーンを直し、再び走りましたが登り区間ならまだしも流石に40キロぐらいで走っている集団とはそれだけでかなり差ができてしまいました。自分は気づいたら最後尾で、しかもかなり前の千切れた集団とは差ができていました。もちろん精一杯踏んで先頭集団を追走しましたがずっと一人旅状態でゴールし、30位でした。
4年間競技をしていて初めてのチェーントラブルでした。しかも整備もバッチリ決めていただけに非常に悔しいです。後輩の前で走っているはずなのになぜ自分が必死になって後輩の背中を追いかけているのか夢の中の出来事のようで理解に苦しみました。
正直チェーンが落ちた瞬間レースが終わったと思い、気持ちが折れました。しかし、そんなことを考えるよりも追いつくことだけ考えようと急いで乗りなおしましたし、なりより広島車連の運営の最後尾の方のバイクの方が「人目につかない場所までやけど前を引いてあげるから諦めずに先頭集団を追走しろ」と言ってペーサーをして頂きました。ペーサーを終えて抜けるときも「わるいけどここまでや。最後まで諦めずに頑張れよ」と声を掛けて頂きなんとか走りきることができました。あの時のバイクの方には感謝の気持ちでいっぱいです。
最後まで結果を出せず引退ということで後輩達には何も残してやれなかったなというのが正直な気持ちです。そして、最後までサポートしてくれたマネージャーにもこんな結果で終わってしまい申し訳ないです。償いとして最後に前にも後ろにも誰もいない見晴らしのいいフィニッシュラインで最後の力を振り絞って全力でもがいてゴールすることぐらいしかできませんでした。周りから見たら無意味過ぎるスプリントでした。それが自分にできた精一杯でした。
メカトラで思ってもいない結果で終わった西チャレをまだ受け入れきれてないですが、そこから先頭集団に追いつく力がなかったということでやはり力不足だったなと思います。そこは反省点です。落車をしなかったことは良かったです。後輩達も全員落車なしなので良かったです。思ってた以上に後輩達はなかなかいい走りをして上位ゴールをしていたので今後の活躍が楽しみです。
 
まとめきれてないですが、
最後に、
今まで4年間たくさんの方々に支えていただきここまでやってこれました。感謝申し上げます。もちろん練習は毎日シンドイことばかりでしたが、それでも非常に楽しかったです。後輩達には毎日の時間をうまく使って安全に気を付けて練習していって欲しいです。
 
レース班 4回生 吉田裕太
 

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