ページビューの合計

2019年8月2日金曜日

白馬 宮﨑

レース班一回生の宮﨑です。先日、白馬クリテリウムに出場しましたので報告させて頂きます。今回はいつもに増してめちゃくちゃ長いです。

1日目のポイントレースは6位、2日目ロードレースで3位、そしてC2に昇格する事が出来ました。1週間前の草津で昇格できなかったので今年のインカレに間に合う最後のチャンスである白馬に全てを懸けていました。

1日目はポイントレース方式。9周回で二回のポイント周回とゴール時のポイントで争われます。試走を各コーナーのラインの確認だけにして34周で早々に切り上げ、かなり注意してアップしたつもりでした。しかしコーナーとポイント周回の連続で強度は予想以上に上がりまくり心拍は全く追いつかず。死ぬかと思うほどキツかったです。ポイント周回は全く取れず。しかし案の定というべきか、いつも通り後半にかけて少しずつ調子が上がってきて最後のゴール時はなんとかスプリントして6ポイントを獲得、6位の成績で終わりました。アップの際もっとしっかり心拍を上げる事が必要でした。とにかくめちゃくちゃにキツかったです。

2日目はロードレース方式、20分+3周で争われます。この日は前日の反省からアップでとにかく心拍を上げることに専念しました。場所取りをして頂いたので最前列からスタートできましたが今一つ調子が上がらず。心拍には余裕があったのですが脚に力が入りきらず、千切れることこそありませんでしたが前に上がることもできず集団最後尾でウロチョロしていました。

中盤に入ると完全に集中力が切れて、コーナーも処理が雑になってしまっただけでなく、脇の泥に突っ込んでタイヤ滑らせたり、寄ってきた選手を避けれず接触したり(これで借り物ホイールのスポーク一本逝ってしまった泣)でもうめちゃくちゃでした。落車もせず千切れる事も無かったのが奇跡です。コルサの素晴らしいグリップとMTBかじってたおかげです。多分。

泥で滑ってドリフト中の宮﨑

しかしラスト2周に入った所で何があったか急に意識がクリアになり始めコーナー毎にガンガン、ポジションを上げる事ができるようになり、最終周回突入時には45番目のかなりいい位置まで上がれました。最後どうしようかなと考えていると、第2コーナー抜けた直後にど真ん前で落車!田んぼにダイブを覚悟しました。しかしその選手のバイクは跳ねてどっかに飛んでいきちょうど自分の進路がスコーンと開いたのです。迷わず踏み直しましたがかなり車間が空いてしまっており最終コーナークリアした時点でも恐らくまだ1車身半かそれ以上空いていたと思います。もう無理かとも思いましたがやるだけやろうと思いスプリント開始。焦らず冷静にと言い聞かせながらもがいていくと差は少しずつ縮まってきて前に居た2人に並ぶ所まで詰める事ができました。しかし横の選手が寄ってきてしまい最後まで踏み切れずハンドル投げる事もできませんでした。リム差ほどでしたが明らかに負けていることは分かりました。前に1人先行していたのでここの頭を取れなかった時点で昇格は無し。文字通り数センチ先に昇格があったのにみすみす取り逃してしまった事が悔しくて仕方ありませんでした。

ゴール後は結果の張り出しに少し時間が掛かっていたのできちんと確認せずに本部から少し離れた所であとのレースを観ていました。大経が出場するレースが終わって戻ってきたら自分が役員に呼ばれてるという事でした。そしたらなんと自分が昇格しているとの事でした。冗談かと思いましたが実は2位の選手がオープン参加だったので昇格は無く、繰り上がりで3位の自分が昇格になっていたのです。その衝撃の大きさと嬉しさで思わず泣いてしまいました。これまでやってきたことは間違いではなかったんだと報われた気分でした。

この結果を受けてインカレロードの出場権を獲得し、その後の学連からの発表により出場できる事が確定しました。残り1ヶ月しかないですが夏休みで時間はあるので少しでも完走に近づけるよう練習していきます。

最後に、このような結果を出せたのもこれまで一緒に練習してくださった先輩方、多くのアドバイス、サポートをしてくださっている石井監督ご夫妻、また当日サポートしてくださった先輩方など多くの方々のおかげです。本当にありがとうございました。

大変とてもむちゃくちゃ長々と失礼しました。最後までお読み頂きありがとうございました。



0 件のコメント:

コメントを投稿