試合10分程前にスタート位置に到着。前の行田では余裕がなく後ろスタートで落車に巻き込まれるという夢を見たので反省を生かして…。
なんやかんやあってスタート1分前…スプリントになれば勝てる。そう言い聞かせる。そしてスタート！いつもはスムーズにはまるはずのクリートがはまらない！なぜ！プチパニック！一度落ち着いてペダルをよく見てはめる。ふぅ、と一息集団半ばにいたのに後ろの方になり焦るが落ち着いて下りは落車が怖いので登りで前に出ることにする。始まって30秒。集団右あたりでどこかの大学が数人で前に出るのが見えたのでペースが上がるな、と思ったすぐそこのコーナーで事件は起こりました。落車。後ろのほうでいた僕は巻き込まれというか、落車した人に乗り被さって自分自身の落車の可能性を感じたので出来るところまでブレーキし曲がろうと思いましたが、上手くいかず(必死すぎて覚えてませんが)左半身がガードレールに接触、ビンディングを外して停止しました。この時点で僕は半泣きです。もう終わったと思いました。しかし半年前の湾岸クリテリウムがフラッシュバック。ここでもがかないと後悔すると思いチェーンが落ちてないことだけ確認してふるもがき。ビンディングは驚くほどスムーズに入った笑。ここでもがきながら「最悪ありえんわ…」など思っていたが、逆にここで一もがきできてアップできた、と前向きにとらえることにする。しばらくすると落車の影響か速度が緩んだ集団がいて首の皮一枚つながった。
ここまで来て一周目の3分の一…笑。まだまだ続きますが頑張って読んで下さい…m(_ _)m
集団に追いついた時点で去年よりもしんどいレースだと感じ、やばいと感じ去年のレースは忘れることにした。インナーからアウターに変えるときにチェーン落ちしそうになるが耐えた、なんやかんや一周目三段坂。元気な余裕のある人たちがアタックやらペースをあげるやらでしんどかった。このときには集団真ん中くらいでほとんどずっとその辺。
2週目はアタックはあったが集団自体はそれほど速度が上がらなかったので落ち着いて済んだ。集団内で会話している人も何人かいて、余裕があるのか…と実力の差を感じたりもした。笑 ゆっくりだったが下りコーナーでカーボンホイールをブレーキする音を聞くたび落車！？とビビりまくりながらレースが進む笑
勝負所三週目。半周はやはり下り&コーナーが続くので速度が上がり切らず、後半から少しずつ登りも増えてくるのでペースが上がっていく。徐々に位置を上げていき前から4人目、三段坂でアタックされてもついていける位置に着けた。案の定三段坂の一つ目からバシバシアタックがかかる。必死で耐えるがまだ行ける！最後の坂、去年のちぎれどころであり今年の踏ん張りどころ。前から位置を落とさないように、集団から遅れないように走った。関大合宿の山神、久保田のアタック連発を耐えた自分なら行ける！ここを耐えたら下りで回復できるから出し切る！くらいの気持ちで必死スプリント。笑 もうゴールまであと少し。ラストの下りでペースも上がり位置どりが激しい。ここで下がると勝ちはないので怖いけど耐え続ける。ラスト500mあたりで前から10人目くらい。最終カーブで少し前に上り人生初公式レースゴールスプリント。練習通り後ろについて捲ればいいものをテンパってすぐ捲ろうとして横に並ぶ。もう仕方ないので死ぬ気で回す、ふみちぎる。一人抜いて二人に抜かされゴール笑。ゴールした瞬間はホッとして、足が痛かった。レース後のゼッケン外すのがしんどすぎていつも手伝ってもらっているマネージャー、チームメイトのありがたさに感謝。レースの話をして、しばらくするとリザルトがでた。順位を聞いて嬉しかった。自転車を始めてほぼ初の表彰でその時はとても嬉しかった。色んな人に電話をして、多分うざいテンションだったと思う。笑
応援してくれた人、練習に付き合ってくれた人、サポートしてくれた人様々な人に助けてもらっていることに感謝しかないです。本当にありがとうございました。またこれからももっといい報告が出来るよう努力していくので大阪経済大学の応援サポートよろしくお願いします。
レース班二回栗田
---反省---
ゴールスプリントの練習をして自信を持っていたにも関わらず下手な動きをし、さらにはダンシングをしない(出来なかった)スプリントをした。→練習後にスプリント練をする
前での展開がなく集団でひっつき虫だったので動けるようになりたい。→集団前で走れる独走力を付ける
1日も経てば順位がやっぱり悔しい、前で動いていた人達に動いていない自分が最後まで勝てないのが悔しかった。→acaaなど草レースに出るようにする
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